恋と憧れの境界線はどこですか
葛藤

高校に入学してから時は流れ
もうすぐ夏休み。

徐々に話せる人も出てきたけどやっぱり
馴染めないクラスにいるくらいなら
学校なんて辞めた方がましなのかな。

なんて考えていると授業開始のチャイムが
頭に鳴り響く。

次の授業は……国語基礎。…ゆう先生…

学校で楽しいって思えるのゆう先生の
授業だけかも。なんでだろ。うるさいだけなのに。

「はーい、授業始めるよ〜〜号令!」

「きりーつ れーい」
((お願いしまーす))
「着席ー」

ああ、、しんどい…胃のあたりが
キリキリと痛む…と今日は宿題やってるから
寝てても文句言われないもんね!←

と、机に伏していると背後からゆう先生。

「宿題やったっ?」
「ん。」と言ってプリントを渡して
もう一度寝る体勢のわたし。

「おお!ちゃんとやってるやん!えらいえらい!」と嬉しそうにいう先生。

んふふ…かわいい。
私の頭にぽんっと一瞬のせて授業を始める先生。今日は…ちゃんと聞いてみよう。

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