Pink&Blue..

「何よ…今さら。優介はあたしなんて好きじゃないでしょ?愛想尽いたでしょ?…もうあたしあんたが嫌いなの。ただの他人としか思ってないから」


利衣は立ち去って行った。


俺は追いかけたいのに
足が動かなかった。

『あんたが嫌いなの』



利衣は俺が嫌いなのか…


俺は利衣が好きなのに…

何で何にもしてやれないんだろう。



< 12 / 20 >

この作品をシェア

pagetop