恋の涙
恋の涙
私は信じてた。
私は青木えみり。14歳。O型。私はずっと信じてた。大好きな彼とまた会えるということを…


小6
「えみり今日も行く」

「うん」

私の親友桑野ゆうか。私のこと1番分かってくれて、なんでも相談出来る友達。

「愛しの彼にそんなに会いたいの」

愛しの彼それは、京田拓哉面白くて、格好くて、みんなにモテモテな男の子。彼っていうか片思いなんだけどね

「だから、彼じゃないって」

「え~絶対京田えみりのこと好きだってさっさと告りなよ」

「ありえないでしょう」

「何が」

京田危な~い聞かれるところだった…

「今さ~片思いとか聞こえたんだけど…誰に」

ガーン( ̄□ ̄;)!!聞こえてた…

「しかも、桑野さんが京田って言ってたよねもしかして、俺のこと好き」

キューンそういうこと聞くところも好き

「な~んてな」

えっまじ好きなんですけど

そう思っても、京田は男らしい背中を私に向け行ってしまう…

もう少し話したかったな…

でも、京田はモテ男。長く話していると藤谷真理子に怒られる…真理子も京田のことが好きらしい。

「あっ、京田」

ゆうかが京田を指差して強く言う。京田が走って私の方にやってきた。

「青木、メールか電話して」

そう言って私に紙を渡してまた行ってしまった。私は信じられなかった。

なんで私に

家に帰ったら自分の部屋に駆け込んだ。



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