ALONE
そう言うと部屋の鍵を手に取り



『行くで』


と俺に言った。



俺も立ち上がる。



『…どこに?』



シュウジは振り返り俺を右手で指差す。



『お前の兄貴の部屋や♪』







…あぁなるほど。



そして俺は



ついさっき荷造りして出て来た家に



シュウジと共に帰宅した。
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