ALONE
『兄貴はさ…昔から自分の物を人に取られるのが大嫌いだった。』
『…ジン…お前いきなり何言っとんねん。』
『いいから聞けよ。
食べ物とか…雑誌とか…
とにかく自分の物を人に食べられたり使われたりするのが大嫌いだったんだ。』
『……で?』
『俺はそうゆうことお構いなしだったから…
よく兄貴に無断で兄貴の物食べたり使ったりしてキレられることもあってさ…
俺まだガキだったし…
その時兄貴に逆ギレしたんだよ。』
『……』
『そんなに嫌なら名前でも書いとけってさ。』
俺はCD−Rをシュウジに手渡す。
『……!!ジンお前これ…!!』
そのCD−Rには
あるアルファベットが書かれていた。
榊ルウイの所有物である証として…
L
そう一文字だけ書かれていたんだ。
『…ジン…お前いきなり何言っとんねん。』
『いいから聞けよ。
食べ物とか…雑誌とか…
とにかく自分の物を人に食べられたり使われたりするのが大嫌いだったんだ。』
『……で?』
『俺はそうゆうことお構いなしだったから…
よく兄貴に無断で兄貴の物食べたり使ったりしてキレられることもあってさ…
俺まだガキだったし…
その時兄貴に逆ギレしたんだよ。』
『……』
『そんなに嫌なら名前でも書いとけってさ。』
俺はCD−Rをシュウジに手渡す。
『……!!ジンお前これ…!!』
そのCD−Rには
あるアルファベットが書かれていた。
榊ルウイの所有物である証として…
L
そう一文字だけ書かれていたんだ。