ALONE
メールフォルダが…
開く。
【兄貴に会いにって…お前頭でも打ったんか?】
フォルダには受信履歴が並ぶ。
大体は会社からの業務連絡。
しかし明らかにそれとは違った差出人があった。
1番新しい受信メール。
『なぁシュウジ…』
【あぁ?】
そのメールの差出人の名は…
『アケミ。』
【…アケミ?】
『今兄貴のメールフォルダを開いた。』
【…!?お前パスワード解けたんか!?】
『あぁ…。1番新しい受信メールにアケミって奴からメールが来てた。日付は兄貴の死の前日。』
【…で?内容は?】
『……』
【おいジン】
『…後でかけ直す』
【…!?いやお前…!!】
…ツーツー
俺は携帯を閉じるとパソコンの画面を食い入るように見た。
兄貴が死ぬ前日…
アケミという差出人から送られたメールを。
開く。
【兄貴に会いにって…お前頭でも打ったんか?】
フォルダには受信履歴が並ぶ。
大体は会社からの業務連絡。
しかし明らかにそれとは違った差出人があった。
1番新しい受信メール。
『なぁシュウジ…』
【あぁ?】
そのメールの差出人の名は…
『アケミ。』
【…アケミ?】
『今兄貴のメールフォルダを開いた。』
【…!?お前パスワード解けたんか!?】
『あぁ…。1番新しい受信メールにアケミって奴からメールが来てた。日付は兄貴の死の前日。』
【…で?内容は?】
『……』
【おいジン】
『…後でかけ直す』
【…!?いやお前…!!】
…ツーツー
俺は携帯を閉じるとパソコンの画面を食い入るように見た。
兄貴が死ぬ前日…
アケミという差出人から送られたメールを。