ALONE
『俺が思うにあの報道…











事実や。』







!?









『恐らく俺らが襲撃したあの時…

報道されたあの事件があの場所で同時に起こっていたとしか思えん。』



『…いや


それはいくらなんでも…』




『ありえんか?

俺はほぼ確信しとる。

ただ…

正確に言えば俺等の襲撃が引き金となって、二次的に発生した事件と考えた方がいいやろな。』














それを聞いて俺は少し考えた。



もしそうだとしたら



それは計画されたものではなく



喧騒に紛れて突発的に起きた出来事なのだろうか。



それとも…







『…もしかしたら俺達の知らない味方がいるってことか?』
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