ALONE
父親は行為が終わると10歳の実の娘の胸で泣き崩れた。


すまない…


すまない…


彼女は何もわからず震えていた。


怖がらせてすまない…


お父さんは美姫が大好きだよ…


しかしその恐怖はその日限りで終わらなかった。


次の日も…



そしてまた次の日も…



父親はアルコールの臭いとともに娘の部屋を訪れ



まだ小さな自分の娘を自身の欲望のはけ口にした。





彼女はその時のことを今俺にこう振り返る



『何もわからなかった。でもね…辛かったな…』
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