ALONE
《俺にとってこの町から族を消すことは、これからアンタに俺の力を信用してもらう上で絶対不可欠な事やったんや。》


俺はまだその意味がわからなかった。




じき俺の家に着き


俺がバイクから降りてヘルメットを脱いだ時


シュウジは俺に今日1番の目的を…


いや


ひょっとしたら俺と会うもっと前から


ずっと俺に言うのを温めていたセリフを口にした。
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