平凡な日常ってどんな感じ？

新入生当事が終わった遥は1人ため息をつきかけながらベンチに座っている。

疲れた

ひと息したら教室に戻るか。

遥は空をみやげながら思った。

なんでいつも入学式はこうも面倒くさいのか。

もう新入生当事なんかやりたくない。

でも、やらなければあの人達に言われてしまう。

私の嫌なことをあの人達はする、だから消えて欲しい。

いつも私の人生をあの人達に支配されるのは嫌だ！

だから、私は───

あのメンバーをつくったんだ。

自分の身を支配されたくなくて。

支配されるくらいなら全力で抵抗する。

そう遥は覚悟を決めているのだ。

遥は立ち上がり教室に向かった。



パタッ

ん？何か教室が騒がしい。

ま、いいか。

ガラガラガラッ

教室の扉を開けた瞬間───。

目の前にイケメン達がいた。

何だこいつら？

いや、考えないようにしよう

なんか、嫌な予感がする。

遥はとっさに回れ右をして立ち去ろうとする。

よし！お手洗いへ行こう！

パタッ

ガシッ！

ん？