平凡な日常ってどんな感じ?
何この手?

私ね、言ってなかったけど肩とか二の腕を掴まれるのが一番嫌いなんだよね〜!

遥は肩を掴んでいた相手の足の上におもいっきり自分の足を落とした。

ドスッ

「いってー!」

男はうっさい声で叫びながら遥の肩から手を離し足にもっていった。

お前女か?

マジ、黙れよ。

「お前なめてんのか?」

は?なめるわけないだろ気色悪い

男が脅しているところを無理矢理割り込んだヤツがいた。

「はいはい、落ち着いてしょうちゃん」

何やら穏やか系のやつが出てきやがった。

ん?コイツどこかで───。

んー!あ、生徒会長か。

チッ、しまった。

『す、すみません。何か私、変なことをしましたか?』

あくまで、気付いていないふりを貫く!

「は?お前何言ってんだ!今お前俺の───。」

会長は男を手で制す。

やるじゃん会長〜w

「神崎 遥さんですね?」

『あ、はい。私は神崎 遥と言います。』
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