雨の恋路
そして再び動き出した光の手。
あたしは緊張し開いた目を再度、瞑った。
「雨美……怖い?だったら俺は「嫌っ!」
「雨美……?」
「嫌……やめないで。あたしを……光のものにして?」
光の顔は一瞬火照り、あたしの胸の間に顔を沈めた。
「そんなの……反則だ」
いつのまにとったのか、ブラウスのボタンは全て外れていて、光はあたしの胸に触れた。
「んっ…」
その手がだんだん下着の中に進入してきて、あたしはその快感から出る声を抑えきれない。