雨の恋路


「まだ…か」




あたしが下駄箱に着いた時、
光はまだ来ていなかった。







「雨美?」



すると後ろから声が聞こえた。


振り返るとそこには…-圭吾がいた。














「圭吾。やっほ」




「何してんの?ってそっか。待ってんのか♪」






カアァ~!




「何よ、その言い草はっ!?」








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