幻想


数日後、彼女をデートに誘った。

ご飯を食べて、映画を見に行った。

映画が終わり、屋上の駐車場に戻り、車に乗った。

突然、彼女が膝の上に寝転がってきた。

笑っているが少し照れてる表情をしている。

俺はすごくドキドキしていた。

少し頭を撫でたが、今告白する勇気が出ない。

そのまま車を走らせ、彼女の家の近くまで来た。


彼女:「ありがとう。今日は楽しかったよ。じゃあね。」


そう言うと、彼女は車を降りようとした。

その瞬間、俺は彼女の腕をつかんだ。

彼女:「どうしたの??」


と、彼女は言った。


俺:「村井の事が好き。俺と付き合ってくれないか?」


彼女が帰ってしまうと思った瞬間、この言葉が出ていた。

彼女はすごく驚いていた。

少し動揺しているようだ。


彼女:「私でいいの??」


彼女はそう聞いてきた。


俺:「村井がいい。村井じゃないとダメだ。」


俺はそう言った。


彼女:「よろしくお願いします。」


彼女は恥ずかしそうにしながらそう言った。

彼女を強く抱きしめた。

この日から俺達は付き合う事になった。

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