秘書室室長がグイグイ迫ってきます!

彼がどこに連れていってくれるのかドキドキする。

食事と風呂を終えると、彼は必ず私の髪を乾かしてくれる。
何度、自分でやると言っても「いいから」と言ってやらせてくれない。

そしてそれが終わると今度は……。


「あっ、そこ、は……」


ベッドの上でマッサージの始まり。


「足がパンパンだぞ。むくみにはこのツボだ……」

「あぁーっ」


グリッとツボを押されて悶絶してしまう。


「あっ、ダメダメ」

「あんまりエロい声出すな」


そんなこと言ったって!


「はぁ……」


彼のマッサージはホントに効く。
心なしか足も細くなってきたし、小顔効果もあるような……。

ただし、とてつもなく痛い。


それだけよくない物が滞っているらしいけど、いつまで経っても慣れない。
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