空から君へ愛の手紙を。

「聞きたく…なかったよ…」

「でも聞いてるじゃん。」

「それは…」

本当のことを言われると何も言い返せない。

でも、どうしても反論したくて…

蒼汰を悪く言って欲しくなくて…

「あんたさ、わかってるの?」

「な、にが?」

「誰もあんたと友達でなんかいたくないの。誰にでもニコニコしてるあんた見てるとイラつくの!!」

十花ちゃんの目は真っ黒で、怖い。

怖い。怖い。

「蒼汰君も、あんたなんかすぐに嫌になって離れて行くんだから!!」

蒼汰…も?
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