空から君へ愛の手紙を。
違うってわかってても。
「じゃあ、俺は用事あるから行くな。」
「「用事?」」
「そ。」
なんか珍しい。
だって、蒼汰は委員会とか入ってないから用事なんてない。
集まりもなければ、先生から呼ばれることもない。
「わかった。告白だろ?」
「デリカシーねーのか、お前には。」
「こ、告白!?」
蒼汰告白されるの?
「呼ばれただけだから告白じゃねーし。」
「いやいやいや。」
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