空から君へ愛の手紙を。
「まだ着いてない…んだね。」
はね起きた同時に何かが落ちる音。
あれ?次は肩じゃなくて膝が重い…って…
「うわっ!?空っ!」
膝枕?っていうのかな。
僕の膝…太もものところで空が爆睡してる。
「うにゅ…」
いやいやいや、何してんの空!!
「ちょっと、誰か起こし…」
「はしゃぎ過ぎて疲れてるみたいだからそのまま寝かせてあげてよ。」
いや、中出?
中出さん??
「それは、僕の足がもたな…」
「さっきまで立野も空の頭の上に頭乗せてたでしょ?」