空から君へ愛の手紙を。

「まだ着いてない…んだね。」

はね起きた同時に何かが落ちる音。

あれ?次は肩じゃなくて膝が重い…って…

「うわっ!?空っ!」

膝枕?っていうのかな。

僕の膝…太もものところで空が爆睡してる。

「うにゅ…」

いやいやいや、何してんの空!!

「ちょっと、誰か起こし…」

「はしゃぎ過ぎて疲れてるみたいだからそのまま寝かせてあげてよ。」

いや、中出?

中出さん??

「それは、僕の足がもたな…」

「さっきまで立野も空の頭の上に頭乗せてたでしょ?」
< 217 / 557 >

この作品をシェア

pagetop