空から君へ愛の手紙を。

「私…最低じゃん。」

ウザがられてたのに、俊につきまとって…

俊の優しさに甘えてたんだ。

「ごめん…ごめんね。」

中学校生活最初で最後の修学旅行は、その後あっけなく終わった。

「あっ…」

その日から、俊に話しかけることは出来なくて、見つけても、隣を通っても、何も話さなくなった。

でも、当たり前だよね。

私が悪いんだもん…ね?

「空、死にかけてるぞ。」

「蒼汰…」

死にかけてるって何さ。
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