空から君へ愛の手紙を。

今までとは違う。

俊の言葉。

それは私に突き刺さる。

「空っ!!空ってば!!」

「え?あ、健人!!ごめんボーッとしてた。」

「見りゃわかるって。」

何も考えられなくて、いつの間にか放課後になってるし。

健人は言った通り髪の毛のワックスも落としてきて、制服も普通に着て…

「何か、変なの…」

「悪いかよ。」

ううん。

「そっちの方がいいよ。」
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