空から君へ愛の手紙を。

「空が、しつこいから。だから僕は、関係ないのに誤解されるんだよ…空のことなんか、好きじゃないのにさっ!!」

「そんなこと知ってるよ。」

何でだよ。

何で今日の空は全く引かないんだよ。

知ってると言った空の目は僕に真っ直ぐ向けられる。

なぁ、空。どうしたんだよ。

「びっくりしてるね、俊。でもね、俊が私のこと好きじゃないとか、そーゆー当たり前なこといちいち言わなくていいよ。面倒だから。」

空?

「でも、私は俊が好きなの!!だからしつこくつきまとうの!!どうでもいいことで、俊と話せなくなるのは嫌だ!!」

「なっ…空、お前!!」
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