空から君へ愛の手紙を。
嘘でしょ…思いっきり忘れてた…
「ごめんね?蒼汰。」
「ふんっ、いつ気づくかなぁって思ってたのにさ、空、一向に気付こうとしないし、ため息ばっかだし。」
「ごめんって!!」
今日、10月2日は蒼汰の誕生日なのです。
いや、しょうがないじゃん?
「俺はプレゼントまで用意したのにな。空は忘れてたんだぁ。」
いやぁ、忘れてたっていうか、何ていうか…
忘れてたね。うん。
「ごめんって…じゃあ、今日、蒼汰の言うこと何でも聞くから!!ね?これじゃダメ?」
「まあ、いいけど…」
「よし!決まり!!」