空から君へ愛の手紙を。

でも、美優の言っていることは正論で。

僕が、悪いんだよなぁ。

「またゲームしたいんでしょ?」

「うん…」

「ほら、携帯貸してっ!」

言葉と同時に僕の携帯を取り上げる。

「な、なんで!?」

「ロック何番だっけ…確か…」

「ちょ、辞めろって。」

「1234で開くとか…チョロすぎ。空ちゃんにメールしちゃいます!」

は?ちょ、それは…

「自分でやるから!!」

どうにか携帯を取り返す。
< 323 / 557 >

この作品をシェア

pagetop