空から君へ愛の手紙を。

「何で1人で買い物行けねーんだよ…」

「何か寂しくてさ…いいじゃん。」

「俺勉強あるんだけど…」

「1日ぐらい息抜きしろよな。」

「はいはい…俊は毎日息抜きだもんな。」

「うっさい。」

何だか外に出たくって、蒼汰を連れ出した。

ちょうどシャー芯きれてて、買いに行きたかったし。

でも1人は何かやだし。

「お前さ、空のことはいいのかよ。」

「ん?何?」

わざと聞こえないふりをする。

「ん。何でもない。」
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