空から君へ愛の手紙を。

「まあ、確かに日誌は預かった。部活頑張れ。」

「ありがとうございます。」

それだけ言って俺は部活に戻ることにした。

でも、部活に行く途中…

「あれ?蒼汰?」

かけられる声に胸が鳴る。

「なんだよ空。」

ただそれだけなのに、2人きりっていう状況が嬉しくて…なんだか恥ずかしくて。

「マフィン食べたいなぁ…」

あ、そんなことない。

いつもの空だから、別に緊張とかねえや。
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