空から君へ愛の手紙を。
僕の時間は、止まってるんだ。
「背が少しだけ伸びたわね。」
「少しじゃないし。」
「顔が男らしくなった。」
「うん…」
「話し方は俊ちゃんのまんまね。」
「うん…」
「おばちゃんね、怖かった。空ちゃんが亡くなった日から、購買に来なくなった俊ちゃんを見て。凄く小さい…触ったら壊れちゃいそうで…」
「うん…」
「美味しいものはね、世界を救うの。だからおばちゃんは、購買のおばちゃんから、カフェのおばちゃんになったの。」
あのカフェはおばちゃんの店なんだ…