唯一息ができるのは、君の側だけだった
「学校のみんなとの写真あるよ!」スマホの写真を見せる蓮
「名前なんて言うの?」
「これに写ってるのは~右から~ようじ、さとる、みか、じゅん、れいな、ゆい、しょう、かな!」
「え、みんな下の名前で呼び捨てしてるの?」
「そ!俺はなんか上より下の名前のほうが呼びやすいからそうしてる~。」
「そっか」なんかショックだった
下の名前で呼ぶことは蓮にとっては全然特別なことじゃないんだって
勝手に舞い上がってた自分が恥ずかしくて、悲しくて
でもそのショックを悟られないようにって必死だった
「あ、これ校外学習の時だ。学ちゃんと~。」
「学ちゃん?」
「俺らの担任!」
「へぇ~担任の先生に下の名前でちゃん付けか~。うちの学校では絶対ありえないなー。仲いいんだね!」
「学ちゃん確か30代なんだけど気持ちが若いんだよね。それか俺らに合わせてくれてんのかな?ほどよく熱い先生でいいやつなんだよ。」
「名前なんて言うの?」
「これに写ってるのは~右から~ようじ、さとる、みか、じゅん、れいな、ゆい、しょう、かな!」
「え、みんな下の名前で呼び捨てしてるの?」
「そ!俺はなんか上より下の名前のほうが呼びやすいからそうしてる~。」
「そっか」なんかショックだった
下の名前で呼ぶことは蓮にとっては全然特別なことじゃないんだって
勝手に舞い上がってた自分が恥ずかしくて、悲しくて
でもそのショックを悟られないようにって必死だった
「あ、これ校外学習の時だ。学ちゃんと~。」
「学ちゃん?」
「俺らの担任!」
「へぇ~担任の先生に下の名前でちゃん付けか~。うちの学校では絶対ありえないなー。仲いいんだね!」
「学ちゃん確か30代なんだけど気持ちが若いんだよね。それか俺らに合わせてくれてんのかな?ほどよく熱い先生でいいやつなんだよ。」