唯一息ができるのは、君の側だけだった
「蓮ってサッカーとか運動もできるのに手先も器用なんてすごいね!美容師さんにもなれるんじゃない?」



「美容師かー考えたことなかったな!でもいいかも。今、陽子の髪の毛染めててスゲー楽しいし!」



「蓮みたいな美容師さんっていそうだよ。軽い感じでよく喋る。笑」



「オイ!なんだよ軽い感じって」



ピピピピピピピピッ



「おっ時間経ったよ!これで洗い流せば完成~!」



洗面所で髪を洗い流し、ドライヤーで乾かしてくれた



「人にドライヤーで乾かしてもらうって気持ちいいんだよねー眠くなる」



「えー俺わからん。美容院くすぐったい!だから自分で染めちゃう」



「もうすぐ乾くから目つぶって!」



ドキドキしながら目をつぶった



「OK~!完成!」



髪を染めただけだけど



目を開けたらそこには私が知らない新しい私がいた
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