*中津先輩*
あたしの肩をトントンと軽く叩く人…。


「はい!中津先輩!」

それは、中津先輩だった。


ここは、柴高男子テニス部ではなく…。

なんと、桜の森東高等学校の男子テニス部!


あたしは、全国大会までの期間限定で、この部のマネージャーをすることになった。


柴高のあたしがなぜ、こんなことになったかと言うと…。



あれは、中津先輩と再会した地区大会の日。
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