いつも視線は君ひとり




──ボフンッ


私は部屋に行くと、一直線にベッドに向かいダイブした。


そしてベッドが置いてある所の右についてる窓を見た。


そこからは真っ暗な部屋の窓が見えた。。


あそこは昴の部屋。


いつも私が寝るときはまだ起きていたのか部屋は明るかった。


でも、真っ暗な窓を見ると今日の出来事が夢ではないと言われているようだった…。




もう。


嫌だ。


静かな部屋で今日の出来事が何回も繰り返し思い出される。


その度に酷く積もっていく後悔。


でもそんなの辛い、嫌だ投げ出したいなんて。


そんなこと言う資格がないのももう分かっていて。


ただただ胸の苦しみを貯めて、耐えて、向き合って。


これからしなければいけないことは沢山あるのだと。


そう、頭にこびりつくほど考える。




私はその日、ベットでたくさんの涙を流した。


一人でいる、この部屋で……。

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