バイトする彼★ ー不定期ー


「…静かにしろよ、近所迷惑だろ」


ドカッと私のベットに兄は座り、足を組みながら私を睨むように見る。




『…はい』


私はベットから降りて床に正座で座る。



「てか、お前さ、いつも暇でしょ?」


・・・は?

『いやいや・・・』


「だからな、俺が先輩に頼んでやった」

私の話を最後まで聞かない兄は、べらべらと喋る。



『はぁ…何を頼んだの?』

早く部屋から出て行ってほしい気持ちで兄を見る。





「お前、明日からバイトな」





・・・?
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