居ない僕ら私達
集合
玲奈side

先生「レナ、この資料を小学部の6-2へ運んでくれ。少し多いから男子委員長の林にも頼んでおいたから2人でよろしくな」

「わかりました」

そして私は放課後先生に言われた通りにサボろうとした林を引きずりながら6-2へ向かった。

「レナ!ちょ、分かった!サボろうとしたのは謝るから手を離してくれ!!」

「いや、あんたを離したら逃げんのはとっくに分かってることだから……」

「いや俺ここまでされて逃げたことねーよ?!」

「そうだっけ?」


私は林を引きずりながら6-2の部屋へ扉を開けて入った。



「あれ?」
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