笹に願いを
今日は、あるお宅のインテリア撮影がある。
そこの住人のミセスにも、インテリアについてや、収納で工夫していることなど、インタビューもすることになっている。
仕事もしている忙しいミセスの、貴重な休日の一時を使わせてもらうので、時間は厳守しないといけない。
ところで、私は彼のことを「天野くん」と呼んでいる。
そして天野くんは、私のことを「織江」と名前で呼ぶ。
というのも、私の名字の「ささがわ」が、彼曰く「非常に呼びづらい」そうだ。
『えぇ?そうかなぁ』
『ああ。特に“ささ”って続くとな、呼びにくいんだよ。だから“織江”でいい?』
『まぁ・・・うん。どうぞ』
顔を合わせた初日から、こんな感じで会話をした私たちは、年上年下とか、先輩後輩といったことより、年齢の近さを重視して、自然とタメ語で話すようになった。
そこの住人のミセスにも、インテリアについてや、収納で工夫していることなど、インタビューもすることになっている。
仕事もしている忙しいミセスの、貴重な休日の一時を使わせてもらうので、時間は厳守しないといけない。
ところで、私は彼のことを「天野くん」と呼んでいる。
そして天野くんは、私のことを「織江」と名前で呼ぶ。
というのも、私の名字の「ささがわ」が、彼曰く「非常に呼びづらい」そうだ。
『えぇ?そうかなぁ』
『ああ。特に“ささ”って続くとな、呼びにくいんだよ。だから“織江”でいい?』
『まぁ・・・うん。どうぞ』
顔を合わせた初日から、こんな感じで会話をした私たちは、年上年下とか、先輩後輩といったことより、年齢の近さを重視して、自然とタメ語で話すようになった。