笹に願いを
手術をした日から2ヶ月後の9月26日に、抗がん剤の投薬治療を始めることになった。
4週間を1期間として、計8回投薬する。
つまり投薬開始から1週目(1回目)、5週目(2回目)、9週目(3回目)、といった具合だ。
抗がん剤の点滴は、その週の1度、外来扱いで行われる。
治療は約7ヶ月かかる。
その間、仕事は休職する方向で話を進めていた。
私が勤めている出版社の休職基準はあれこれある。
たとえば、勤続5年以上から休職は認められるとか、仕事ができる状態じゃないという正当な理由がないとダメとか、その他色々。
5年以上働いていても、契約社員や派遣社員と正社員の場合、休職できる最長期間が違っていたりとか、勤続年数が多いほど休職できる期間が多いとか、理由次第で休職中に支払われるお給料の額が違うといった制約もあるけど、とにかく私は、休職できる基準を一応クリアしていた。
4週間を1期間として、計8回投薬する。
つまり投薬開始から1週目(1回目)、5週目(2回目)、9週目(3回目)、といった具合だ。
抗がん剤の点滴は、その週の1度、外来扱いで行われる。
治療は約7ヶ月かかる。
その間、仕事は休職する方向で話を進めていた。
私が勤めている出版社の休職基準はあれこれある。
たとえば、勤続5年以上から休職は認められるとか、仕事ができる状態じゃないという正当な理由がないとダメとか、その他色々。
5年以上働いていても、契約社員や派遣社員と正社員の場合、休職できる最長期間が違っていたりとか、勤続年数が多いほど休職できる期間が多いとか、理由次第で休職中に支払われるお給料の額が違うといった制約もあるけど、とにかく私は、休職できる基準を一応クリアしていた。