笹に願いを
半分呆気に取られた状態で、天野くんの横顔を見ていたら、私の視線を感じたのか。
彼は私の方を見て、「何」と言った。
「え?いや。別、に・・」
「あぁそーだ」と言いながら、天野くんはボトルの蓋を閉めるために、私から一旦視線を外した。
なんかもう、この人は・・・今朝私にキスしたくせに、いつもどおり、ごく自然にふるまってるし。
私たちって、お互い「最高のパートナー」と認めながら、それでも「つき合ってるラブラブな恋人同士」とは言えない・・・?
それとも、今朝唇にキスしたんだから、間接キス“ごとき”で密かに騒ぐ私の方が不自然なの?
ていうか・・・隣同士で座っても、20センチ近い身長差を感じてるし。
パッと目に入った天野くんののど仏の動きに目が釘付けになっちゃって、「あぁ天野くんってやっぱり背が高い」とか「カッコいい」とか「あぁ、この人やっぱり男だなぁ」とか思ってしまったし、私。
私の脳内思考、グチャグチャだ。
彼は私の方を見て、「何」と言った。
「え?いや。別、に・・」
「あぁそーだ」と言いながら、天野くんはボトルの蓋を閉めるために、私から一旦視線を外した。
なんかもう、この人は・・・今朝私にキスしたくせに、いつもどおり、ごく自然にふるまってるし。
私たちって、お互い「最高のパートナー」と認めながら、それでも「つき合ってるラブラブな恋人同士」とは言えない・・・?
それとも、今朝唇にキスしたんだから、間接キス“ごとき”で密かに騒ぐ私の方が不自然なの?
ていうか・・・隣同士で座っても、20センチ近い身長差を感じてるし。
パッと目に入った天野くんののど仏の動きに目が釘付けになっちゃって、「あぁ天野くんってやっぱり背が高い」とか「カッコいい」とか「あぁ、この人やっぱり男だなぁ」とか思ってしまったし、私。
私の脳内思考、グチャグチャだ。