オトナの恋は強引です！
朝食後、ドラゴンと一緒に私の部屋を少し片付け、
衣類や、日用品を段ボールに詰め、台車に乗せて、
ドラゴンの家に運ぶ。
ドラゴンの部屋の隣にある広すぎるウォークインクローゼットに
荷物を置き、洋服をかけさせてもらう。
ここだけで、私の部屋より広いって感じだ。
ドラゴンの部屋はワンルームの部屋のようになっていて、
ひろーいバスルームやトイレ、ソファーセットに大型テレビ、ミニキッチンも付いている。
調度品は贅沢なものみたいだし、
大きな窓からは青い海や江ノ島も見える。
ものすごく贅沢な部屋だ。

ドラゴンは、いつも軽い口調とノリ。
カジュアルな服装なので、お金持ちには見えないけど、
かなりのお金持ち。って事だ。


大丈夫かな私。
旅館の娘だっていうだけで、上品や、教養とは程遠いんですけど…。



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