メープル*パンケーキ【1巻】
「するわけ無いじゃん!!マスターじゃあるまいし。…後でゴミ出しの日カレンダーとか渡すね。」
『本当っ?ありがとう♪』
「うんっ。」
こんな風に無邪気に笑ってるけど冴木君も嫌な事起きてるんだね。想像もつかなかったな…。
「さ~て、今日もヨロシク頼むよ♪お二人さん♪」
「ん。了ー解っ」
『はいっ!』
さっきのマスターの一言で一瞬心がざわめいてトクン、トクン、トクンとまた小さく胸が音を立て始める。