メープル*パンケーキ【1巻】

でも、もしかしたら…また恋出来るかな―?

まだこれが恋なのかハッキリ解らないけど、ちょっとだけ踏み込んでみようかな?

優しく締め付ける不思議な感覚に戸惑いながらも、彼の背中を見詰めた。

振り向き様に目が合うと手に持っていたダスターを投げられて私は慌ててキャッチした。
すると、

「俺、椅子下ろすからテーブル拭きヨロシク♪」

と、にこやかに笑いかけられて。
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