メープル*パンケーキ【1巻】
でも楓さんや冴木君は手を止める事無く余裕綽々に仕事をこなしていく。
「最初からピッチ早いね、臣さん?テンションが子供並みに高い♪はい幾斗、シロップよろしく♪」
「ん。…一緒に居て恥ずかしいんだけど。酒臭いし喧しい…。てか子供じゃなくてただの酔っ払い。」
「楽しい時は楽しまないと~!はっはっは~~♪お客様をお待たせするんじゃないぞー♪」
注文が入ると楓さんが白玉とフルーツを器に盛り付け。冴木君がシロップを注ぎ、仕上げにミントの葉をトッピングして、私は会計係。