君のウソに涙のキス
「え……!?」
「何もないの!?」
私の反応に、美咲は、びっくりする。
「あ、呼び捨てでもいいかって…
聞かれました…っ」
私は、少し照れくさそうにいう。
「付き合ってる……って言っても、
仮、なのに…。でも照れるね…」
なんて、私が呟いて、チラッとベッドに座ってる美咲を見る。
すると、美咲は、ポカンとしていて
バッと私の方を見た。
「え、まじで?
白石って……は?」
「どうしたの?」
「は……?妃莉、あんた大切に
されてんのねぇ……」
美咲がそういうと、ガチャとドアが開かれた。