ダメオトコに恋して、バカ男に恋されて。

玄関まで、行き、
靴を履き替えてれば、

｢凪、置いてくなって（笑）？｣

横、山……。

なんで、こんな
漫画みたいな事、してくんのよ。

関係なくても、

瑠依くんを嫌いになれない……

好きな人は……まだ変わらないはずなのに、

……

心が

揺れる。


あの時、瑠依くんに何か言われてた気がして、

追って来てくれるかもとか

期待した、
私だよ？

こんなバカ女、


ヒロイン気分にさせるなよ。