ダメオトコに恋して、バカ男に恋されて。
え?

あれ?

もしや、

これって……。


「瑠依くん……あの……。」


「凪、帰ろ?こいつまだ日誌書いてんだし、んじゃな!」

そう言って、横山が私の手を普通に握って、
椅子から立ち上がる。

「いや、あの横山……」


「凪ー。付き合ってないのに、家デートや、手とか繋いじゃう子だったんだー(笑)」
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