ダメオトコに恋して、バカ男に恋されて。
「あはは。元気だねー(笑)」

「ってか東城君、1人じゃないでしょ?彼女?」

「いやー。今日は皆と。」

「じゃー早く戻んなきゃだよ。ってか、ごめん。お礼が遅れちゃったね。本当にありがとう。助かりました。」

きちんとお礼をしてなかったので、とりあえず
頭を下げた。……のに、聞こえてきたのは笑い声。

「あはは。本当にナンパ男達の言う通りだねー」

「?」

「可愛い。」

と間近での天使スマイル。

「///」

さすが……
さすがイケメン、チャラ男!!!

この顔で、そんな事言っちゃ
あんた!ダメでしょ!!!

「東城くん//えっと、とりあえず早く戻った方がいいんじゃないかな?」

「えーだめだよ。凪置いてけないじゃん(笑)」

この流れで、
この呼び方とか//

もー!
なんなの!!
この人!?

「東城くん……」

「んー?ってか瑠依でいいよー?ねっ(笑)だから俺も凪ね?」

「んじゃ、……瑠依くん、本当に大丈夫だからね?」

「だめー。あいつらは俺居なくても楽しんでるから(笑)ほら、行こ。」

また、そんな天使スマイルで、言われたら、

もー。
やばいんですけど///
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