ダメオトコに恋して、バカ男に恋されて。
私は、葉山 凪。16歳。高校1年生。

先程から私がわめき散らしてた相手は同じクラスの

東城瑠依

学校でもかなりモテる分類にいる人。初めて瑠依くんを、見たのは入学式で、ふわふわとした少しパーマかかった薄茶色の髪にくりくりの二重。

身長173cmのバランスの取れた身体。かっこいいと言うより
可愛い感じ?まぁ、どちらにしても、イケメンってやつで。

同じクラスになって、始めて見た彼の笑った顔はまさに天使(笑)

まぁそんな容姿を持つ瑠依くんがモテないはずがなく、入学そうそう、いろんな子に告白されてた。

ただし、そんな瑠依くんが
付き合ったのは

先輩か

他校女子、オンリー。


そう、瑠依くんは絶対に同じ学校の同学年には手を出さなかった。

なんで?
年上好き??

瑠依くんにそう聞けば、

「えー?だって別れた後、大変じゃん(笑)?」

「いやいや、別れる前提!?」

「えー。だって、高校生活まだ長いじゃんか。めんどくさいのやだしー。」

「いや、答えになってないよ?」

「えー?そぉー?んーじぁ、なんとなく(笑)?」

……なんとなくで、
振られるとか。

ありえんわーー!!!
< 5 / 141 >

この作品をシェア

pagetop