悪魔の笑みと龍姫の涙
目を覚ませば、懐かしく、変わり果てた思い出の場所にいた。
雷那(雷凪)「全部思い出した。私は、神と龍の間に生まれ、第百代目鬼神の神龍雷凪。」
シ「やっと思い出したか。天界のみんな心配していたんぞ。五神獣や五神の奴らなんか下界に降りるって言って止めるの大変だったんだからな〜」
雷凪「ごめんね〜シルラ私がここに来て何日経ったかな?」
シ「確か3日ぐらいじゃないか?」
雷凪「そんなに‼︎どうしよう…みんなに心配かけてるかも…」
シ「大丈夫だ。お前の魔力が他のやつより大きかったから、早く着いたんだ。だから、他の奴らは今日着いたはずだ。」
雷凪「そっか〜よかった〜」
シ「で、どうするんだ?」
雷凪「国に帰るよ。あそこには、私の帰りを待っている人がいるからね。」
シ「そうか。引き継ぎ式の予定はどうするんだ?」
雷凪「ん〜こっちで決めとくよ。」
シ「分かった。国にはどうやって戻るんだ?」
雷凪「そうだなーシルラ背中に乗せて〜お願い」
シ「分かった。」
雷凪「ありがとう」

ドゴーーーン‼︎
私がお礼を言った途端すごい地響きがした。
シ「おいっ‼︎街の方からしたぞっ‼︎」
雷凪「分かってるっ‼︎早く行かなきゃ‼︎シルラお願いっ‼︎」
シ「了解!」

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