悪魔の笑みと龍姫の涙
雷「とにかくだ。あの子たちの意見を尊重したい」
雷凪「私もよ。あの子たちに聞いてみたらいいんじゃないかしら?」
炎「そうだな〜誰が聞きに行く?」
氷「緑が行けばいいんじゃね」
緑「嫌よ。人間と慣れ合うつもりはないわ」
炎「おいっ‼︎緑っ‼︎」
緑はそう言うと部屋を出て行ってしまった
彼女がこう言うのも仕方ないのかもしれない





彼女には永遠の愛を誓った人がいた
毎日が幸せでいっぱいだった…
でも、それは長く続かなかった…
第二次龍国大厄災の時に、彼女が愛していた人達が亡くなっていった…愛を誓った人も…
そこから、彼女は笑わなくなり、誰にも心を開かなくなった…

雷凪「炎…今はそっとしておいてあげよう」
氷「そうだね。彼女には人間がもっとも憎いものだから」
炎「分かった。」

早く信じれるといいね、緑


< 48 / 56 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop