冷たいストーカーに心が乱されています
「じゃあ、明日からよろしくー。」

軽い紅さんの声に、碧くんは「はい。」と、頭を下げ…。

「よろしく、先輩?」

私に満面の笑みを浮かべた。

可愛すぎて倒れそう!

免疫ないから、慣れるまで頑張らなきゃと、自分に言い聞かせた私でした。



end


(その後の彗と紅の会話)

『紅さん、ほんとにバイト増やしてよかったんですか?』

「あら、いいわよ。七くんともっと遊んであげれるし。」

『無表情で接客になるかもですよ?』

「それも持ち味!イケメンは簡単に笑わないのも、ポイント高いわよ。葉ちゃんが笑顔の王子だから、真逆の笑わない王子!いけるわよ、きっと!」

『そんなうまくいきますかねぇ…。』

「大丈夫よ!彗ちゃんには笑うんだから!時々見せる笑顔に胸キュン女子増加よっ。」

『本来の理由、それですか。』

「まぁ、そうとも言わないこともないわ。」

『どっちですか…。』

「まあまあ。目指せ、イケメンカフェよ!」

『ここ、癒しカフェじゃなかったんですか?』

「両方よ!」

まぁ、とりあえず一緒にいられるから、良しとしよう。

無理矢理納得して完結した彗なのでした。
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