キラキラ 〜17歳妊娠*不思議な15日間〜



家に帰ると、早あがりだったお母さんが夕食の準備をしながら出迎えてくれた。


「おかえり、ちゃんと話せた?」

『うん…咲幸抱っこしてもらったよ』

「そう…さゆ、よかったね♪」


あたしの赤くなった瞳を見たお母さんは…それ以上、何も聞かなかった。



『手伝うよ!』

咲幸をベッドに寝かせて、あたしはキッチンでお母さんの隣に立った。









「あっ!そうだ!」

『ん?』

急に思い出したかのようにお母さんが口を開く。


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