専務に仕事をさせるには

朝方まで専務の怒りは収まらず、本当に死ぬかと思った。

「専務…まだ怒ってます…」

「初めから怒ってねーよ!ただ暫くおわずけだったからな…年甲斐もなくがっついた。すまなかったな無理させて?身体、大丈夫か?」

「全然平気ですよ!このくらい…」あ…

「へぇこれくらいねぇ?じゃーもう少しイジメさせてもらいましょうか?」

「無理です!本当に無理だから!」

慌てて逃げょうとしたところ、冗談だ、と腕を引っ張られ専務の胸の中にすっぽりと収まった。

「今日は時別休暇だ、このまま暫く居よう」

はい。と返事すると、私の頭にキスを落としてくれた。

「あの…ちょっと怖い事をお聞きしますが、専務の変態騒動について鈴木さんは何もしなかったのでしょうか?」

中国からの荷について鈴木さんが裏で意図を引いていたと言うなら、変態騒動を何もしないで見ている訳ない

「ああ、あの人に付いて出席して居たからな。中国の荷の事を問い詰めたらその事を持ち出してきたよ」

「えっ!?じゃ…」

会長や社長や他の重役達にも…

「皆んな驚いて居たけど、あの人がそんな事は無かったと言ったら誰も信用しなかった」

副社長が…

「しかし、俺もベット意外で女性に見せ付けるのは初めてだったしなマジ凹んだわ!あっ男にもあんな元気な物見せたの初めてかも?俺トラウマになりそう…」

トラウマになりそうなくらい凹んてる人が、夜通し私を抱きますか!?

「ところで、マンションはどうした?いい加減実家は飽きたからな?出来るだけ早く家を出たい」

「………はい。ピックアップした物件の資料は全て用意してありますので、休み明け、月曜日の朝にでもお見せします」

「うん、分かった。あっ何なら明日の土曜日にリンリンの気に入ったマンション一緒に見に行って見るか?ついでに契約済ませれば良いし?」

「申し訳ありません。今週は明日も明後日も母と予定が入っていますので」

「そうか?仕方ないな」

嘘ついてごめんなさい…





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