あの頃、きみと陽だまりで





線路の上で、泣いていた女の子。

そんな彼女をその世界から連れ出したくて、踏切に飛び込むと、彼女の腕を引っ張った。



そんな俺の行動に、彼女は驚き、戸惑い、涙を浮かべたまま笑う。



その表情に、安心した。



君が、生きていること

君が、笑ってくれること

そのことがこんなにも嬉しく、愛しい。



さよなら

ありがとう




胸いっぱいの愛を、君へ。








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